
ナチュラルクリニック大阪に寄せられるゲストからの審美歯科、歯科治療に関するお問い合わせから、よく頂戴するご質問をまとめました。
■歯科医療従事者向けのご質問
- ・ご質問 : メタルボンド修復についてはどのように考えられますか?
- 回答
オールセラミックスとメタルボンドはそれぞれ利点と欠点がありそれらを熟知した上で適応を考えなければなりません。オールセラミックスの審美性、メタルボンドの強靭性がよく取り上げられますが、術後長い期間安定していい予後を確保するためにはプラークコントロールの容易さも考慮しなければなりません。
その観点から見たときにメタルボンド修復には二つの限界があります。
ひとつは表面性状の問題です。プラークコントロールでもっとも大切なマージン部分は陶材と金属がもっとも近接した部位となります。この部分は咬合面など他の厚みがある部分に比べてどうしても表面がポーラスとなりプラークが付着しやすくなってしまいます。
もうひとつは構造的な問題です。メタルボンドのマージン部分はとてもたくさんの材料のジョイントがわずか1ミリ以内の間に生じてしまいます。上から陶材と金属、金属とセメント、セメントと歯質です。どんなに精度を高くしたとしてもこの構造は存在するため経時的な変化とともに非常にプラークコントロールには不利な修復物といえます。
オールセラミックスとメタルボンドのどちらかを選択しようとするときにはこれらのことも重要な要素として考えに入れる必要があるといえます。
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