侮れないのが最後臼歯
小さな詰め物しかしていないのに。
大きな咬合力がかかり、また夜間に歯ぎしりをする方ならこの症例のように歯の根の奥深くまで知らない間にひびが入ってしまいます。
歯の内部にあるはずの神経も死んで無くなっていました。
出来るだけ歯を削らないMinimum Intervention;低侵襲な治療をご希望される患者さんが多いのも事実ですが、それに迎合するだけでなく、私たち歯科医療従事者はこのようなことをいつも念頭に置いて臨まないといけません。
※この記事は主として医療従事者向けのインフォメーションとなります。
※これらすべての臨床写真はこのような保存治療の普及のため、患者さんに掲出の同意を得ております。