レーザー計測で虫歯を治療する歯とからだに優しい審美歯科-
メタルフリー専門21年の審美歯科
梅田のナチュラルクリニック大阪

黒くなっている部分が虫歯でかなり深く、歯の神経まで近づいていました。こういった虫歯を治療する場合は従来の高速ドリルで神経に近い部分を削ると、その発熱刺激などによって術後の痛みなどが生じて、神経を抜かなくてはいけなくなることがあります。

そうならないように、時間はかかりますがスプーンのような器具を用い、手で少しずつ掻き出しながら虫歯を削っていくことで、歯の神経の症状を抑えることが出来ます。

ナチュラルクリニック大阪ではレーザーによって虫歯がどの程度残っているのかがわかる、ドイツKavo社のダイアグノデントという計測機器を使用しています。これによって見た目だけでなく客観的な数値によって残っている虫歯がわかります。

できるだけ虫歯の取り残しがないように、そして歯の神経に刺激を与えないように細心の注意を払いながら治療を進めます。

手作業で器具を使いながら少しずつ慎重に虫歯を取りきり、さらに目に見えない象牙質内の細かい管に閉じ込められている可能性のある顕微鏡レベルの虫歯菌への対策を行います。ナチュラルクリニック大阪ではこのような場合、ドイツKavo社ヒールオゾンを使って徹底した除菌を行うことにしています。

この患者さんは歯の神経を残す事と、虫歯菌を完全に除菌して再発防止を両立させた典型的なMI(Minimum Intervention = 最小の侵襲)の治療例と言えます。

このような治療における詰め物には、キメが細かく虫歯になりにくいマイクロハイブリッドレジンを用います。今回は患者さんと相談して検診時に治療したところのメンテナンスがしやすいように少し白めの色をあえて選択しましたが、詰めていることがまったくわからないよいうに色調を合わせることも可能です。

冷たい水で凍みたり、歯磨きの際にあったチクチクするような知覚過敏の症状も無くなり、とても喜んで頂けました。