大阪・梅田の審美治療・一般歯科
ナチュラルクリニック大阪

ご予約・ご相談はこちら

受付時間:10:00~13:00/15:00〜18:00 (月・日祝 休診)

実際の治療例STUDY

実際の治療例末期的な重度の歯根破折歯を抜かずに修復治療

診察について

診察時間

10:00~13:00 / 15:00〜18:00

休診日

月曜日・日曜・祝日

お問い合わせ

歯に関するお悩みやご相談・ご予約は下記までお気軽にお問い合わせください。

お電話でのご予約・ご相談

tel:0120-418-888

受付時間

10:00~13:00/15:00〜18:00
(月・日祝 休診)

末期的な重度の歯根破折歯を抜かずに修復治療

写真

夜間の強い歯軋りや食い縛りによって歯の根が割れてくることがあります。この方も一晩で歯が真二つに近いぐらい無惨にも割れてしまいました。通常これだけ深く割れてしまうと歯を保存することは困難なのですが、矯正治療と歯周再生治療により抜歯を免れました。

治療ステップ 1

根が歯茎の奥深くまで割れていました。

写真

矯正装置を作製した模型上で見ていただくとよくわかりますが、口蓋よりの根が歯茎のかなり奥深いところまで割れてしまっています。

写真

ただ頬側の歯根はまだしっかりとしていましたので、主として割れている口蓋側の歯根を引き上げ、頬側の歯根の長さは出来るだけそのまま温存、歯根面積の確保により修復後の咀嚼機能の回復を期待すべく治療計画を立てました。

矯正治療開始後の写真では一番深いところに設置した口蓋根の金属フックのみに矯正用ゴムをひっかけ、角度を付けて引っ張り上げるようにしました。

治療ステップ 2

複数のフックで歯根位置をコントロールします。

写真

写真では向かって右側(近心側)の損傷が激しかったので、複数設置したフックの高低差を利用、理想的な位置へ歯根を誘導していきます。

ただ単に上に引上げるだけではなく三次元的に回転も加えていくのです。

治療ステップ 3

歯根にグラスファイバーの土台を接着します。

写真

矯正治療が終了後、薄くなった歯根を補強する為グラスファイバー製の土台を接着しました。

これにより仮歯を装着することができ、患者さん自身の歯磨きのしやすさや咀嚼など機能面がどこまで回復できるかをシュミレーションいたします。

この時点ではまだ向かって右側(近心)の歯茎が赤く腫れています。

治療ステップ 4

仮歯で清掃性のチェックなどを行います。

写真

歯と歯の間を清掃する歯間ブラシを通したところです。患者さんご自身が不自由なくプラークコントロール出来る事が大切です。仮歯の幅や膨らみ加減など修正しながら経過をよく観察して参ります。

治療ステップ 5

歯周組織が治癒してきました。

写真

炎症が著しかった部位にマイクロスコープ下において低侵襲の歯周組織再生療法を施しました。

また患者さんご自身のプラークコントロールも頑張って頂いたおかげでみるみる歯周組織の改善がみられ、歯磨きされる時の出血も無くなって参りました。

治療ステップ 6

仮歯で咀嚼機能のテストを行います。

写真

歯根を支える歯周組織が治癒傾向に向かうのを確認しながら、少しずつ仮歯を修正し、どれだけ元の様にお食事できるかを探って参ります。

末期的な歯根をなんとか抜かずに保存しただけでは意味を持たないからです。

この第一大臼歯という部位は咀嚼における最も中心的な役割を担うところですので、慎重にシュミレーションして参ります。

治療ステップ 7

仮歯でシュミレーションした形態にてセラミックスを作製。

写真

最終的に患者さんが最も清掃しやすくかつ、お食事が摂りやすい形態をセラミックスの強度を確保する事を踏まえながら煮詰めて参ります。

そしてその条件を満足しうる形態の仮歯をもとにし、本歯であるセラミックス冠を作製するのです。

今回は清掃性に不安が残る粘膜部分にセラミックスの面を積極的に吸着させるような形態となりました。

治療ステップ 8

セラミックス冠にて無事修復いたしました。

写真

金属を一切用いないオールセラミックス冠にて修復が完了、歯周組織も治癒致しました。

仮歯で十分なシュミレーションを行いましたので、患者さんによる清掃性や咀嚼能力には心配がありません。

ただ今後の咬み合わせの変化や夜間の歯軋りなどに対し、慎重に経過を見守って参りたいと思います。