すべて連結冠ではなくフロスが通る単独修復にて治療
若い女性の患者さんで、重度の歯根破折により前歯3本を抜かなくてはいけないと言われ、ずっと怖くて歯医者さんに行けなかった方です。
色々なところを通り抜け、3本とも抜かずに治療後、本日で無事5年と2か月が経過いたしました。
深く割れていて歯根の短くなった歯も含め、すべて連結冠ではなくフロスが通る単独修復にて治療を終えています。
患者さんには抜かずに済んだだけでなく、見た目に自然で、また食事も不安なくできるようになったと大変喜んでいただきました。
まだまだこれからの症例ですが、またこの場で皆さんに良好な経過をお示しさせていただけますよう、努めてまいります。
この様な治療の勘所を、私主催の救歯臨床コーチングセッションにてご紹介させていただいております。
ご興味お有りの方は、こちらからどうぞ。
歯科医師のみならず歯科技工士さん、歯科衛生士さん他、歯科に関わるお仕事の方でしたら、どなたでもお気軽に。
セッションの登録、ご参加はすべて無料です。
https://www.facebook.com/groups/320753585691844/
その後の歯肉の変化に対応して咬合調整を行った症例を見る
https://www.sizensika.jp/information/information22.html
※この記事は主として医療従事者向けのインフォメーションとなります。
※これらすべての臨床写真はこのような保存治療の普及のため、患者さんに掲出の同意を得ております。