日本ならどこにでもある銀歯、外してみたら虫歯の大爆発！
ということは、それこそ日常茶飯事、よくあることです。
「どうして虫歯が再発してしまうのか？」ということも大切ですが、今回はどの様にその深く進行してしまった虫歯を取り切り、どの様に次の再発を防ぐかということにフォーカスして参ります。
この患者さん、虫歯に侵された軟らかい部分を取り切った様に見えたところから、メチレンブルーで青く染め出しを行いました。
すると、一面白く見えていた歯の部分に、一部古い樹脂の詰め物のエリアがくっきりと浮かび上がりました。
その樹脂を注意深く外し、さらにその中を齲蝕検知液という今度は緑色の染色液にて探っていくと、あらま！その緑に染まっている奥に、歯の内部にある神経の頭が赤く見えてきたではないですか。
どうやらその歯髄に、虫歯菌の侵入、感染が生じているようです。
さて、一昔前なら、患者さんに神経を残すことは出来そうにないと宣告し、根管治療が行われていたケースですが、昨今ではこの様な重症例においても、神経を抜かずに残すことが可能になってきています。
この辺りの勘所を、救歯臨床コーチングセッションにてご紹介させていただいております。
ご興味お有りの方は、こちらからどうぞ。
歯科医師のみならず歯科技工士さん、歯科衛生士さん他、歯科に関わるお仕事の方でしたら、どなたでもお気軽に！
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※この記事は主として医療従事者向けのインフォメーションとなります。
※これらすべての臨床写真はこのような保存治療の普及のため、患者さんに掲出の同意を得ております。