いったい銀歯の内部で何が起きているのでしょう?-
メタルフリー専門21年の審美歯科
梅田のナチュラルクリニック大阪

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いったい銀歯の内部で何が起きているのでしょう?

銀歯を取った状態

『銀歯でかぶせてあるので虫歯にはなっていないと思うんです。でも抜かないといけないかもと言われたのが解せなくて、、、。』

私どものホームページからお越しになる方も、その検索キーワードとして
【銀歯 抜かない】とか
【銀歯 歯根破折】などが多いようです。

銀歯
レントゲン
被せ物
隔壁

かたい銀歯を外してみると三つある根のうちの一つに亀裂が入っていました。歯根破折と言ってもいいレベルです。

これ以上割れないように青い樹脂で補強をし(隔壁といいます)、安全かつ効果的に根の内部を消毒ができるよう紫色のシートで覆います。(ラバーダム防湿といいます)

歯科用顕微鏡(マイクロスコープ)で明るく拡大して見ながらこれ以上この歯を傷めないよう、慎重にオレンジ色した古いゴム状の詰め物を取り除いていきます。

歯科用コンビームCTにて病変の大きさを確認いたします。
根の周囲の骨が溶け、鼻の横にある副鼻腔にまで及ぶとっても大きな透過像(レントゲンで黒く映る部分)が診てとれます。ここに沢山の膿がたまっていたというわけです。

いかがでしょう。

銀歯でかぶせているから大丈夫ということでは決して無いのです。
またこの場で皆さんに良好な治療後の経過を紹介できますよう、患者さんと二人三脚、頑張ってまいります。

※この記事は主として医療従事者向けのインフォメーションとなります。
※これらすべての臨床写真はこのような保存治療の普及のため、患者さんに掲出の同意を得ております。

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