危ない、危ない!!放置すると抜けてしまいます!

舌側に大きく傾いていた奥歯を、複雑な矯正装置を用いず頬側へ引き起こしました。





これを治療せずに経過観察=放置し続けると、患者さんが噛むごとにどんどん内側へ歯が倒れてしまい、やがてぐらついて抜けてしまいます。
患者さんの歯を救うために治療介入する勇気、そしてそれを後押しする治療オプションが必要です。
いかにして安全、確実に施術を行い、成功に導くのか、私たちはまだまだ学ぶことが多いのです。
まだまだこれからの症例ですが、またこの場で皆さんに良好な経過をお示しさせていただけますよう、努めてまいります。
単に末期的に見える歯を抜かずに救うだけでなく、見た目に美しくまたしっかり美味しいお食事が安心してとれるように。審美と機能のバランスを重視した救歯臨床を日々心掛けています。
※この記事は主として医療従事者向けのインフォメーションとなります。
※これらすべての臨床写真はこのような保存治療の普及のため、患者さんに掲出の同意を得ております。

